このエリアはミナミの老舗旦那衆の持ち家が並ぶ高級住 宅街。そんな一角に拉致された。繁華街の店をたたんで 自宅を改造。小粋な空間で懐かしの心斎橋のあれこれ。 渋いご主人のふるシェカーにカクテル酔いが媚薬となる。 『ジュニア
カテゴリー: セサミ日記
天ぷら蕎麦は揚げ置きがコツ
割烹天麩羅との違い。まず衣がでかい。これはごまかす んやのおて、衣だけでもそばつゆとからんでおいしい。 意外なコツは揚げ置き。アツアツのせたら油がつゆをよ ごす。和紙で冷ましたタネをつゆでぬくめて麺にのせる。 『そばもん
矢野絢也と黒柳明の油照りキャスティング
個人的なマル秘の手帖、しかも100冊余りに亘るもの を強要されたとはいえ、なぜ渡すのか?渡してしまうん ですねぇ。ここんとこの心の揺れは心理学、文学の範疇。 この心理劇をこんな濃ゆい面々の実演で楽しめるなんて。 『黒い手
繁昌亭には出ない南光を動楽亭で
古典ばっかしやから気ぃつかんかったけど、この人は意 識的に落語家臭さを消そうとしてる。マクラではできる かぎり等身大の本籍の男をみせる。師匠枝雀の狂気に似 た業を自覚する故に、反作用的忌避が働いてるんやろう。 『動楽亭』
バーボンのストレートには牛乳のチェイサー
UFOが産み落としたオーナーと過敏症イッセイ尾形の バーテンダーがバーボンの個性を凌駕する『十年』。酒、 ワインでさえ銘柄は素通りなのにバーボンが覚えられる わけがない。ストレートにはミルクがつく。カウボーイ? 『十年』
白川路の高級バージョン:胡麻丹
書道家・安田申佳さんから手土産に田丸弥の白川路をい ただく。胡麻入りの薄焼煎餅で有名だが、そのワンラン ク上の<胡麻丹>は初めてです。風味はさらに雅さびと いうべき洗練の極み。胡麻を沈めることでかすかな陰翳。 (白川路胡
ごまえもん、ごまひめ 登場
業界でも超カルトクイズ。国産ゴマの新品種で<ごまぞう> の改良バージョン。作物研究所のお固い役所にしてはな かなかやらこいネーミング。和田萬も情報は5月に入手。 岩手の寒冷地では<ごまえもん>のテスト播種も実施済。 (農
はじめあかんかて、だんだんよぉなる〜
これは世の中の真理でありまして、アサヒビールの消費 者調査ではビール初体験は約80%でおいしくない。同 じ人が飲用経験を重ねるにつれ92%がおいしい。味の 印象はかくも大きく改善。無理強いされたら、良ぉなる。
お伊勢さんとは?
伊勢神宮に参拝。神宮は太古からの真の日本建築と評価 される。そして神宮を語るには必ず時代の影響を受けて いる。日本とは?自分とは?改めて問ういいきっかけ。 今ここに一冊の本がある。ゆっくりと伊勢をたのしもう。 『伊勢神宮