東京土産に燻製醤油と燻製オリーブオイルを戴く。森の 番小屋で髭の猟師が手作りしてくれたコクが加味されて いる。生ハムを風の仕業というらしいが、水の仕業、火 の仕業、時の流れに身をまかせれば、うまいものがある。 『風の仕業
歌集『医局の庭』 : 菊野恒明
「階段をのぼりてここに来たるかなくだりて来たるとも 思いけり」「わずかなる余白のごとき窓あれば双眼鏡を 医局に置きぬ」。巻頭二首が睡眠前の脳に残ったせいか 目覚めに読み継ぐ。花腐しの雨をみるような年齢がある。
”健康シアター・IN・柏原”のいろんな出店者
ご縁があって出店。地元八尾の農家が早穫りのえだまめ。 八尾といえば<若ごんぼ>。大阪の頑張ってる農家に拍 手。『さおり織り』にも出会う。自在に織る手法。おか らを捨てない”ひみこ”ブランドの豆生も濃厚優れもの。 『さをり
宝塚の大階段は大阪人のDNAか?
宝塚を観るのは幼稚園頃の記憶のかすかとすれば50年 以上前。ラストのラインダンスから大階段を順におりて くるシーンに鳥肌がたってくる。吉本新喜劇、松竹新喜 劇はもちろんやけど、宝塚もきっちり躰が覚えてました。 (宝塚 :
NHK『器 夢工房』で”世沙弥”撮影
6月21日、川淵直樹登場。先生のご指名で作品に料理 を盛ることになった。魅力はなんといっても土器。草や 魚を盛る皿、水を飲む碗。原始人類の道具に想いは馳せ る。焼き上がったばかりの皿に脱皮蟹を三匹盛りつけた。 『器 夢工
セサミンの森谷敏夫教授のお笑い高座
ゴマの研究でも有名なので初めて講演を聴く。全国大学 のおもろい講義1位の噂通り、吉本の高座より過激に会 場を笑いのドツボに。しかも、ダイエットと糖尿病に役 立つ内容。講演後は7階なのにみんな階段を降りていた。 (セサミン
ヨムバン:漫画も小説もネットで無料
「知ってはりますか、ヨムバン?」 全く知らない。な んでネット上では漫画が無料で読めるのかよおわからん。 この新メディアで活躍する漫画家、若松浩が和田萬スタ ッフの一族であることが発覚。応援しよう、なんせタダ。 (ヨムバ
となりのレトロ : 『ねぼけ堂』のアイス
アイスモナカといえば”ぜー六”。天六にもあるやろ、 と教えてもろたんが”ねぼけ堂”。突然<土門拳の昭和> の世界。ベンチで赤ら顔の女の子がソフトクリーム、ペ ロペロねぶってた。天満の魔界、通りひとつで人さらい。 (天六:
『ハリウッド監督学入門』 : 映画はあくまでビジネスです。
昔日活にいた時に『嗚呼!花の応援団』が映画化。あの 頃から漫画原作が増えた。ハリウッドが日本のホラーを リメイクするまで企画が貧困になったのかと思うが、年 間35000本の脚本が映画化の運を天にまかせている。 (映画:中
泉州たまねぎは平べったい?
泉州と淡路のたまねぎは違う。泉州ものは平たい。きょ うドミニク・コルビと門上武司の対談。大阪の食材の魅 力を語るのに泉州たまねぎの現物をもってきた。中甲高 タイプ。いまはこちらが全盛、扁平の貝塚早生は少数派。 (貝塚早生