志の輔はCDでもいいが談春はライブに限る。繁昌亭・ フェス・サンケイと大阪への神経逆なで攻勢を自慢する なら自慢するで頭から嫌われ覚悟、敵をふやす姿勢でい いのに、誉められまくり優等生的なものいいが鼻につく。 (25周年
腎臓移植者にインフルエンザは恐怖
独り短歌誌『aqua44』が届いた。三河地区の数え歌、 音頭、祭り唄を採譜する気の遠くなる作業も継続。塚田 哲史は15年前腎臓移植をしている。編集後記で免疫抑 制剤使用者にとってインフルエンザの怖さを語っている。 (aq
腐っても鯛
最近、鯛の塩釜をする。意外に簡単。木槌で割るパフォ ーマンスが御馳走。ほかの魚でもいいがやっぱり鯛には 花がある。林望先生によると鯛は光物の魚とちがって腐 りにくいそうだ。高貴美形でかつ強靱なれば王者の貫禄。 『旬菜膳語
尺八のミニライブ IN 世沙弥
お客様のなかに尺八奏者の原田豊鳳。なんとなくの流れ でライブ演奏に。ジャズから民謡まで、改めて自在な音 色に引き込まれる。尺八の響きはエキセントリックで調 和より破壊を予兆させる。虚無僧も近未来廃墟イメージ。 (尺八)
『葛ふくさ』 利休ならば何という
高麗橋の菊寿堂は近い。ご主人は高潔かつ謙虚な人柄。 初夏の銘菓。ひいやりと透き通るかに見えて淡い薄氷の ふくさ包み。洗練の極み。黒楽に添わせれば緊張が走る。 フノヤキ好みの利休ならもう少し楽に紗に崩せというか。 (菊寿堂
『世界一の美女になるダイエット』はパチモンやない
タイトルもうさんくさいし、新聞広告もいかにも翻訳ハ ウツー本。ところが内容はおすすめ。ミスユニバースの 候補たちに栄養指導している女性が書いているのでわか りやすく実践的。<太らないためにもいい油が必要なの>。 (本)h
鱧は韓国産の方が上物やて
走りの鱧のおとし。ぽってりと真っ白でよろしいねぇ。 天神祭と鱧はつきもんで、歳とるほどに鰻より鱧に身び いき。いまや鱧は韓国産に限るらしい。創庵のご主人に きくと骨も皮もやわらこおて値段も国産よりお高いとか。 (徳島産と
談春;お花半七なれそめ
談春、志の輔、吉弥の3人を聴けるというのはなんとも 贅沢。談春の「ねずみ穴」を聴いて以後、落語とは口寄 せ霊能の芸だと思っている。芸能は生の魅力につきるの も一期一会の神の憑依をみたい心理。落語家は男巫女だ。 (宮戸川・
長谷川利行はホンモノか
飲んだくれで野垂れ死んだ利行が好きで一作持っている。 先日の”なんでも鑑定団”で利行の絵に1800万円が ついた。比べるまでもない小品で、まして真贋もわから ないが、とにかく画業がすこしでも紹介されると嬉しい。 (長谷川
清川村の三浦館長が<食育ソムリエ>に
ゴマ栽培で最も早い時期から取り組んでくれたのが「夢 市場」の熱血三浦館長。農家にはカリスマ的人気。この ソムリエ制度は初めて知ったが、三浦さんならすでに実 体験で指導クラス。謙虚に勉強される姿勢に改めて脱帽。 「食育ソム