駒ヶ根高原美術館へいく。 「女体入口」というバス停をとおりすぎる。 一体なんや? あとで調べると、近くのお寺の坊主たちが 女遊びをしたから、とある。 おもろいね。 池田満寿夫、藤原新也、草間弥生。 この3人が常設展示。
秋風に頭突きしたくなる
・よく晴れて秋刀魚喰ひたくなりにけり 秋刀魚のおいしい季節なってきた。 さんまといえば、<さんま苦いかしょっぱいか> しかでてこん。 ほかにないかと、さがしてでてきたのが トップの俳句。作者は和田耕三郎さん。 どんな俳人
O JUNの奇妙な後味。
『ジパング展』。 O JUNをむかし万博公園の国際美術館で見て以来、 ずっとひっかかってる。 去年か、<絵画の庭>でも見る機会はあったけど、 そう大阪で個展はないので、今回はまずのお目当て。 出品は、白塗りキャンパスの2
枝雀の『三十石』は聴くべし
枝雀。 落語は登場人物を一人で語って 演じわけるもの。 インテリのご隠居、大旦那、武士から 粗忽者、丁稚、よたろう、ぬすっと。 それを、枝雀はキャラを必要なし、 すべては落語の底なしのあほらしさへと つきすすむ狂気でぶっ
ほぼ、ホームレス
クロックスのパチもん、それもドピンク。 半ズボン、それも真っ黄っ黄。 よれよれのTシャツ。 台風で外は雨。 地下街歩いてました。 ヒルトンからブリーゼ、さらに 毎日新聞の方、 ずっとずっときれいで新しいみち。 ちょっとし
萩の花をふりはらって、おはいりください。
ことしの夏のはじめ、すこし花がほしいと思った。 萩はどうですか? 庭師のアドバイスもあって、 世沙弥の玄関のすぐ脇に、一群れ。 青肌の樹の下にも一群れ。 旧暦でいう八月にはいると ちっちゃな花芽がついてきた。 と、見る間
降りみ降らずみ、仕草の色気
最近の雨はわかりやすい。 ゲリラ的。 ダァー、ザァー、ブワァー イナヅマフラッシュがピカッ。 カミナリさんがドッドォ~ン。 すぐやんでしまう。 自然がしぜんに劇画になってきた。 降りみ降らずみ、なんて。 言葉が消えていく
げそって、うまい
烏賊が急に食べたくなるときがある。 デパ地下で烏賊と眼があったりする。 よしよし。 お家でかわいがってあげる。 捌くのは意外に簡単。 胴体に指にさしいれて微妙に愛撫。 すると足の部分が、腸とともに去りぬ。 芝居小屋や旅館
秀吉<醍醐の花見>の舞台裏
梅原猛『空海と真言密教』。 これは<京都発見>シリーズで書かれたものなので、 空海自身のことよりも、空海以後の流れとして、 真言密教の寺を紹介している。 醍醐寺といえば、秀吉の<醍醐の花見>。 朝鮮出兵がうまいこといかん
婚姻色鮎のハーブ焼き
若鮎のひれに塩をきかせて焼く。 夏の旬がすぎたら、だんだんと 鮎はオレンジの色をおびてきます。 秋の産卵期がちかづいて、婚姻色になった というようです。 おめでたいような、そうでもないような。 婚姻色の鮎はハーブをふんだ