16世紀のスペインの音楽を聴いています。 ヴィウエラという弦楽器やオルガン、ハープなどの 古楽器の響きと、ギュメロット・ロランスのスペイン土着の 火照るようにうねる狂う歌声が悩ましい。 エル・グレコの展覧会の会場に販売し
カテゴリー: セサミ日記
エディプスコンプレックス映画のしらけ
コッポラの新作『テトロ』。 ブエノスアイレスが舞台。 モノクロ。 もう観る前に、いやがうえにも。 ブエノスアイレス、サンパウロには、 リオのカーニバルの帰りに足をのばした。 雨の裏通りの坂道を歩いた。 悪所はブエノス気分
寺山修司の『田園に死す』タイトル案
11月1日の毎日新聞に ~~寺山修司:歌集『田園に死す』、 塚本邦雄に「題名決めて」~~ 息子である塚本青史さんが、日本現代詩歌文学館に寄贈した 未公開書簡から発見されたというニュースです。 候補には「恐山」「修羅、わが
尼崎の殺人事件であぶりだされること
最近世間を騒がせている大量殺人事件。 場所が尼崎。 わたしの住んでいる塚本の隣の駅である。 何十年にもわたって、親族とそれ以外にも そですりあった他人の一族がらみが殺人事件に まきこまれていったという。 ガルシア・マルケ
メダカの引っ越し。
メダカのお引っ越。 この夏、蓮を育てました。 蓮の葉がつぎつぎにでてきました。 料理の盛り付けに。大好評でした。 蓮の花は咲きませんでした。 無理だとはおもってました。 その蓮の大鉢にぼうふらがわきました。 メダカが食べ
パブロ・ピカソは寿限無だった。
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシス・デ・パウラ・ファン・ ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアーノ・ デ・ラ・サンティシマ・トリニダート・ルイス・イ・ピカソ パブロからトリニダートまでが洗礼名。パブロは
10月、合掌。
若松孝二監督の死亡ニュースに驚いた。 あの晩年の生き急ぎはなんだったのかと。 凄絶な時代との格闘をみるおもいがあった。 事故でなんて死に急ぐことはなかろうに。 神の仕業か。不可思議。 次々と気になる方が亡くなっていかれる
くらげなす大阪
くらげなすやわらかい地層。 感じはわかる。おもしろい造語やなぁ。 うまい表現だと感心していたが、どうやら 「くらげなすただよへるとき」というのは 『古事記』にあることがわかりました。 地殻がまだ固まらず、やわらかいときの
吉本百年物語 10月公演
「吉本百年物語」 操業100周年記念で1年間。 毎月、12か月で12の物語。 どういうわけか、2回目。 前回は、漫才創世記のエンタツ・アチャコ。 今回は、吉本新喜劇誕生の岡八郎・花紀京。 エンタツと京ぼんの親子につきおお
白内障手術は、ミラクルアート体験
光の粒子が変幻自在にかたちをかえて降ってくる。 赤、青の原色が空からたらしこみで顔面にせまってくる。 羊歯類、菌類が巨大化してふにゅふにゅとおどりだす。 幻想ではなく、目ン玉をおおきくあけて、その光の戯れを 凝視し、観察