企業としては期末の区切り。老舗とは100年の悠久た る時間の流れに1年のざらついた革新の層を重ねる作業。 ざらつきも10年でおだやかな古層になじんでゆく。国 産ゴマは5年で厚い層に育ってきた。次なる破壊と創造。 国産ゴマ
カテゴリー: セサミ日記
胡麻料理は究極の予防医療なんですね
医療は病人が医者にかかるもの。しかし現代病である生 活習慣病は当人が病気を自覚しない。そこで予防医療は 毎日の食事のアンチエイジング。身体をサビから防止す る抗酸化成分の摂取がポイント。胡麻からゴマリグナン。 胡麻料理『
「わたしは短歌村といふ風に従来言つて来た」
「村人同士はよく判ってゐるみたいだが、外からは余り 知られてゐない風習のうちに住む歌人たち。しかも、自 分たちは、その意識はうすいのである」。岡井隆の文章。 『守らざる約束をなす涼しさに突き崩しゆく焼牡蠣のパイ』。 黒瀬
20年に1度、新装開店の伊勢神宮
神殿から神宝まで新しく造りかえる行事は千年前から。 匠の技を伝承する意味でも凄いシステム。日本の工芸は 千年の伝統に一秒の革新を重ね時代にあった美を創出し てきた。神宝は寸分違わぬ再生だろうが悪戯心あるやも。 大阪歴史博
バブル大阪の悪霊どもは魔都上海を上回ったか?
バブル期の大阪。同和団体のドン、三和銀行幹部を主役 に暴力団、株屋、芸能人がサウナ、割烹、病院を裏舞台 にうごめいていた時代。それはほん昨日のこと。魑魅魍 魎の大阪ならば、こんな魅力的な都会はないはずやけど。 『同和と銀
立小便とは女性の屋外での排尿行為をいう
男の小便で便座にすわる率が30%にも、とTOTOが 発表。”立ちションは元来女の行為”とは井上章一の説。 屋外で坐ってしまうと尻が丸出しになるので立ったまま 前を衣装で隠しつつ、後ろ向きにション。尼さんで見た。 井上章一
海外へ<自分探しの旅>の発想はおかしい
外国でコミュニケーションもおぼつかない経験を通じて、 自分がなにものかわかるというのは勘違い。目的は自己 評価と外部評価の<ずれ>をリセットしたいだけのこと。 たいていうまくいかない。自己評価ほどあてにならない。 『下流
『タイキッチン パクチー』の不思議なご縁
丸太町にタイ大衆屋台が出現。女性オーナーは結婚後旦 那をおいてタイ留学のユニークな履歴。彼女の元勤務先 の上司と私は京都での遊び仲間。またこの旦那と私は仕 事で一緒に中国広州ゴマ畑をまわった間柄。京都は狭い。 『タイキッ
黄昏亭句会メンバー 15年ぶりの再会
京都の妖気漂う飲み屋に夜10時から朝まで句会。15 年の空白があった。再会のきっかけはメンバーの馬骨が 句集を出版。その俳句を書家がしたためた個展に集合。 男三人が禿げ隠しに剃り上げたツルツル頭で奇妙な一致。 『隕石集』
「困ったことに、美味いんだな」
社長がひとり炭火で白子を焼き手づかみで吸う。妻に去 られた男がバゲットにソーセージをはさんでがっつく瞬 間、食卓のハーブをちぎってのせる。食のシーンがしん どいテーマにスパイス効果。困ったことにおもろい映画。 『おくりび