臓器移植。 肝臓移植で生き続けている知人がいる。 6歳児以下脳死判定で臓器移植のニュース。 この分野は神の領域。 であると同時に年単位で外部意識がかわっていく。 『わたしを離さないで』 <1952年に画期的な医療方法が開
カテゴリー: セサミ日記
月亭可朝、復活の日を
ユリイカの<立川談志>特集。 談志はまぁおいといて、おもしろいのは 月亭可朝のロングインタビュー。 江戸の風をふかせる談志に対抗できるのは? 松鶴、枝雀。そのまえで寛美さんぐらいか。 米朝の存在を無視できないが、上澄み層
サルタヒコ、サロメ、猿女
神話。 ギリシアの総代なロマンにこころ騒ぐ。 また日本の神々の物語は遺伝子をさわがせる作用が あるにちがいない。 アマテラスは新しい太陽神。 サルタヒコは土着の古い太陽神。 天の岩戸でストリップを舞い、この新旧太陽神の
『アンチクライスト』はイザナミノミコトである。
千年ガジュマルの根元で全裸で抱き合うふたり。 絶頂にふきあげる樹液は何百の枝枝の幹から 人間の手首となっておいでおいでとゆらいでいる。 性の欲望と原罪のカオスを映像化した美しいセックスシーン。 『アンチクライスト』 監督
メジロ???鳥しかおもいうかばない
朝早く携帯が鳴る。 「今大阪ついたとこ、メジロもっていくから」 なんのこっちゃ。鳥を飼えといってるのか。 1年に1回も連絡がない知人です。 こういう袖すりあうも他生の縁はなぜか多い。 昨晩から日本海の宮津で釣り。 6匹も
ハンガリー豚「マルガリッツァ」を切断する
朝から獣肉のブロックを ぶっとい包丁で切断している。 鰹節にかび菌をつけ、 それをけずって出汁をとる文化が 日本人の暮らしであり、 朝の味噌汁とすれば、 これは絶対ちがう感性やろ。 「マルガリッツァ」 ハンガリー産の豚肉
六月は『蛍火幽席』でお待ちしております。
世沙弥、六月は『蛍火幽席』を ご用意してお待ちしております。 もう少しすると、ほおほおほおたる来い。 詩歌にも多く登場します。 ・じゃんけんで負けて蛍に生まれたの : 池田澄子 ・・蛍籠昏ければ揺り炎えたたす :
「もの」という日本語の文脈
「もの派」は物ではなく物との「出会い」。 椹木 野衣の分析は美術に限定せず、 和歌の世界に通底する日本人の幽玄美学を ひっぱりだして鋭い。 「もの派」の「もの」は平仮名の「もの」。 日本語の文脈にひきつけて言えば、 「も
アブサンであそぼう
レシピのいたずらというか遊びの一滴で 料理の表情がかわります。 ◆豚スペアリブの煮込み >>ペルノー酒。 薬草系リキュールで、きのう成城石井の棚みたら、 アブサン、リカールがありました。 ◆鳥レバー炒め >>フランボワー
『バード』と『バスキア』
クリント・イーストウッドがチャーリー・パーカーをどう撮ったのか。 『バード』をやっと観た。 34歳で麻薬とアルコールで死んだ黒人ミュージシャン。 映画は1988年の制作。(死んだのは1955年) この年に27歳で死んだの