千年ガジュマルの根元で全裸で抱き合うふたり。 絶頂にふきあげる樹液は何百の枝枝の幹から 人間の手首となっておいでおいでとゆらいでいる。 性の欲望と原罪のカオスを映像化した美しいセックスシーン。 『アンチクライスト』 監督
カテゴリー: セサミ日記
メジロ???鳥しかおもいうかばない
朝早く携帯が鳴る。 「今大阪ついたとこ、メジロもっていくから」 なんのこっちゃ。鳥を飼えといってるのか。 1年に1回も連絡がない知人です。 こういう袖すりあうも他生の縁はなぜか多い。 昨晩から日本海の宮津で釣り。 6匹も
ハンガリー豚「マルガリッツァ」を切断する
朝から獣肉のブロックを ぶっとい包丁で切断している。 鰹節にかび菌をつけ、 それをけずって出汁をとる文化が 日本人の暮らしであり、 朝の味噌汁とすれば、 これは絶対ちがう感性やろ。 「マルガリッツァ」 ハンガリー産の豚肉
六月は『蛍火幽席』でお待ちしております。
世沙弥、六月は『蛍火幽席』を ご用意してお待ちしております。 もう少しすると、ほおほおほおたる来い。 詩歌にも多く登場します。 ・じゃんけんで負けて蛍に生まれたの : 池田澄子 ・・蛍籠昏ければ揺り炎えたたす :
「もの」という日本語の文脈
「もの派」は物ではなく物との「出会い」。 椹木 野衣の分析は美術に限定せず、 和歌の世界に通底する日本人の幽玄美学を ひっぱりだして鋭い。 「もの派」の「もの」は平仮名の「もの」。 日本語の文脈にひきつけて言えば、 「も
アブサンであそぼう
レシピのいたずらというか遊びの一滴で 料理の表情がかわります。 ◆豚スペアリブの煮込み >>ペルノー酒。 薬草系リキュールで、きのう成城石井の棚みたら、 アブサン、リカールがありました。 ◆鳥レバー炒め >>フランボワー
『バード』と『バスキア』
クリント・イーストウッドがチャーリー・パーカーをどう撮ったのか。 『バード』をやっと観た。 34歳で麻薬とアルコールで死んだ黒人ミュージシャン。 映画は1988年の制作。(死んだのは1955年) この年に27歳で死んだの
礼二の良さ、もっとだしたれ
漫才の中川家。 兄弟似てへんとこがええ味してます。 千里万里。 いまも変われへん。淡路島生まれやけど まるまる大阪人。 いとしこいし、はんじけんじ、まえだまえだ、やすよともこ。 血ぃひっぱって生きていくのはつらいなぁ。
雌鹿の眼がキャバレーのお姐ちゃん
朝9時携帯がなる。 「倉敷にいるんだけど横浜かえる途中、 大阪通過するから寄っていいかなぁ」 北九州でグループ展。 横浜で個展の最中。 小倉からすでに1週間、地方地方の 友人の家で泊まっての大阪。 うれしいねぇ。 こうい
歌仙八巻目、蕎麦屋で反省会四軒目
怪斗氏と連続歌仙を巻いています。 両吟ですが、怪斗氏のアイデアで なりすまし四人に、ときに六人に 連衆がふえたりもします。 歌仙、連句を巻くのは、俳人より歌人に多い。 俳句は発句。句一つが立っていないといけない。 歌仙で