角川春樹主宰『河』。魔王に魅せられて会員の作風変貌 する様は塚本邦雄『玲瓏』に酷似。ユーモア資質の山口 奉子。「花冷の舌で虫歯を探しけり」「にんげんをやめ てプールを折り返す」。休暇4日目、カリスマ春樹1冊。 『叛逆の十
カテゴリー: セサミ日記
「チョンガーは冬の季語です」
野坂さん、久しぶりの本は歌仙。脳梗塞で倒れて脳トレ 中。芭蕉さんや丸谷さんのお手本歌仙よりこっちの方が <ほな1回やってみよか>となる。暑なって脳細胞腐っ とるお盆2日目、俳句の本1冊で歯目魔羅衰え防止対策。 『ひとり連
”Brevity is the soul of wit”
『ハムレット』にあるせりふ”短いということがウィッ トの精神”。俳句はウィット。時間的にいいかえれば速 さ。「三時間かかって短いものを書いたって、それは長 いのと同じ」。お盆休み1日目、俳句の本2冊すずしく。 『俳句とは
<性器>ではなく<性欲>を表現する言葉をさがして
<ごま若葉>成分に関して大学研究室から貴重な成果が 得られた。精力効果をもつ成分である。学会発表後の営 業展開でどのような製品ネーミングがいいか。男性機能 維持の話題はモロ下卑てまう。うん、せやからおもろい。 荒川洋治『
村上隆のフィギュアが16億円する背景は
奇々怪々のアート業界を分析。?文化的により複雑なも のへの欲求?ユーチューブ化進行により目で楽しむ知的 娯楽の拡大?アートは国境を越える。言語文化に真似で きない共通関心事になりうる。ぶっちゃけ贅沢品価値も。 『現代アー
顔面にどどんと開く大花火
淀川花火。世沙弥から仰げば真正面で花開く。打ち上げ の衝撃音が下腹部に響き、しゅるしゅる躰を突き上げ、 眉間で弾ける興奮。闇に無数の色玉が飛び交い、しだれ、 まなうらに眩い余韻を残し、すがればもう元の暗闇だけ。 (なにわ
『すぎはら』はごまやんがいて俳句好き
ごまやんボトル発見の情報。ランチのカウンターでお客 さんが自由にふりかけるように置いてある。ご近所なの に知らなかったもんで早速夜の一献に。ご夫婦そろって 句会に参加する俳句好き。夏井いつきさんも飲みに来る。 (ごまやん
やきそばに胡麻どないやとぶっかける
『でん』と『鶴橋風月』。ともにやきそばは必ず食うべ し。あっさり味の塩焼きそば。でんはシソ、風月はねぎ がこんもり。ともにごっそりふりかけた”いりごま”がポイ ント。さっぱりとこってり、ゆきつもどりつ奥まで深く。 『でん
あやめわかたぬ上方蕎麦業界
『文目堂』。ここちよいネーミング。レトロモダンな構 え。中にはいって悠々の空間から卓と厨房の配置。抑制 のきいたストイックさが効果的に蕎麦食いの欲情かき立 てる。上方蕎麦もラーメン激戦地区並み。ええこっちゃ。 『文目堂』
天満の寒天問屋の暮らしぶりがわかる『銀二貫』
天神橋わたって天満宮を拝む乾物問屋のエリア。まさに 和田萬周辺。しかも和田萬の初代からの石看板には<寒 天>と彫られてる。舞台は江戸だが冷や飯と香々(こう こ)の食事はついこないだまで一緒。人情味あるええ咄。 『銀二貫』