世沙弥の庭は、庭師、荻野寿也の芸術作品です。 山奥の風情をかもしながら、風にそよぐ繊細な枝。 昼間、太陽の光におどる木の葉のきらめき。 夜の照明が白壁にうつしだす樹木のシルエット。 樹木による、野性と抒情のアート。 ちょ
火の粉浴び、禊ぞ夏の男らの
世沙弥7月の料理コースは 『夏越禊席』~なごしみそぎのせき~ 旧暦で今月が水無月。 最後の日が6月30日で1年の折り返し。 この半年、またぎょうさん穢れてしもた、と 禊ぎをして、きれいなからだになるんですね。 新暦の7月
握り金玉 金火鉢
<握り金玉 金火鉢>てどういう意味やったかな? 突然きかれて、はて。 なんもすうることないので、きんたまでもいじってるしか ない、ちゅう手持無沙汰状態。 金火鉢は、股火鉢のことやないか。 火鉢にまたがっとたら、大事な部分
鼻骨矯正手術で、金正恩のこと
金正恩が金日成のそっくりさんになるため6回整形とか。 二代目金正日の三代目へのカリスマ学。やってまうとこが この一族の論理。 <クレオパトラの鼻があと3センチ低かったら>。 パスカルの言葉も最近はあまりきかなくなったが、
隠崎隆一の器に『脱皮蟹の泡吹き利休』
雑誌で1年間にわたって毎月、器と料理対決の企画 があった。10年前。 黒田泰蔵、小川待子、滝口和男ら15人の陶芸家対 野崎洋光、日高良実、河田吉功の和・伊・中の料理人。 実用性の縛りを拒否した器とみてよい。しかし、それが
スーダン万歳
スーダンから客人。 ビリーは胡麻の貿易商である。 ゴマの産地ゲダレフはエチオピア国境に近く、 首都カルツームから飛行機移動する。 宗教上の理由で飲酒禁止の国やけど、 ビリーはビール、ウィスキー、ウォッカ、をしこたま スー
フェンネルの花の季節に歌集よむ
すくっと立った茎の先のちっちゃな花の黄色が 日に日に濃くなってくる。フェンネル。茴香。 塚本邦雄先生から、むかし『茴香変』を頂戴した。 フェンネルの色ずく時期に読み返している。 直筆の手紙に ~茴香はもと回香です。魚、肉
こんな日にはサバンナの空気をよびこもう
アガパンサスは炎帝の夏にふさわしい。 太陽にむかってすくっとたつ潔さがいい。 スカイブルーの花の色が夏空に活きる。 関野亮のガラスに1本づつ。 3本で奥行きをつけると、 アフリカのサバンナの空気が漂う。
ほかした百合根がきれいな花になりました
鉢植えに百合が咲いてる。そんな覚えはない。 あれ、どうしたんや? あまった百合根もったいないから、植えてみてん、 変わった花つけるかと期待したけど、平凡な百合で残念でした。 この時期、<ドラゴンフルーツの蕾>が市場にでて
大象式<紅茶ジャンピング占い>のすすめ
桜が散ったころから、あさ目ぇさめたら紅茶にしてる。 茶葉はどこのんでもええんです。 ジャンピングがたのしみ。 葉っぱが浮き沈み。ダンスの様子をみるのが気持ええんです。 茶葉の勢いで今日1日の占いをみる、なんてわっしは興味